入院日記
入院 5日目
入院5日目の朝。
自分がどんな状況でも6時過ぎには強制的に起きる。
もう赤ちゃんはお腹にいないから朝から検査などは無いけど、同室の妊婦さん達の検査が始まる。
病院に来てからの朝のアラームは赤ちゃんの心拍の音。
自分のお腹に赤ちゃんがいない事をここでようやくハッキリ実感してちょっとさみしくなった。
でも、朝一の心拍、張りの検査が無くなっただけでだいぶ楽になる。40分〜長い時で1時間以上ジッとしているのは正直辛いこともあった。
でも、検査がない分ご飯までの時間はただの暇な時間。もっと寝ていたい気持ちもあるけど、一度起きるとなぜか2度寝が出来ない。
むしろ、しようとも思わない。
病院に来てから考える事、やる事が多過ぎて常に何かを考えている状態だからだと思った。
朝ごはんを食べて看護婦さんが傷口の状態を確認する。
そしてまさかのここで歩いてみようというスパルタな言葉を満面の笑みで言われた。
全然歩ける気がしない・・・。
普段ならハイジとクララでおちゃらけるかもしれないが、今は本気で絶対に無理。と思った。
でも、看護婦さんは100%本気。
とりあえずチャレンジしてみる。
身体のあっちこっちに違和感を感じながら、点滴のカラカラするやつに必死で捕まり、信じられないほどの激痛に耐えながらやっとの思いで5、6歩。「上手上手〜」と声高らかに看護婦さんが褒めてくる。
こっちは必死。
想像を超える激痛にもう無理と思っていると今度はUターンの命令。
天使も鬼になる時あったんだなぁ〜と思っていると、今度はカテーテルを抜くと言い始めた。
私のベッドからおトイレまでは普通に歩けば10歩ほど。
でもこの道のりをおトイレのたびに歩くのかと思うと今から絶望的だった。
水分を取らない訳にはいかない。 でもおトイレには行きたくない。
でも、カテーテルを入れた後は、おトイレに行きたいという感覚が少し鈍くなることもあるらしく、行きたいと思ってなくても3時間後くらいに行ってね。と言われた。
具合が悪くなってしまう事も多いとのことで、その時のおトイレは看護婦さんがおトイレの外で待機して何かあればおトイレの中まで助けに来てくれる。
3時間後、恐怖のおトイレタイム。
ナースコールを鳴らしていざおトイレへ!ヘロヘロのヨボヨボスタイルでどうにかおトイレに到着。
帝王切開後、驚きの初体験と恐怖
帝王切開後、初おトイレへ。
ここからは、驚きの連続。
産褥ショーツという特殊なパンツ。 お腹にはグルッグル巻かれた腹帯。
その姿を始めて自分で見て何がどうなってるのか意味が分からなかった。
普段のショーツを下ろす行動も今は、超スーパーレベルの高い行動。
ちょっとでも傷口に触れようもんなら悶絶。
深呼吸しながらやっとの思いで便座に座る。
私が知ってるお小水とは全くの別物が出てきた。
むしろ、ほぼ血。
ひたすら、血。
生理で慣れてるとはいえ、帝王切開後にこの出血は大丈夫なのかと心配になる。
気分が悪くなってしまう人がいるのも納得。
この先しばらくこんな物が出てくるのかと思うとますますおトイレが恐怖になった。
この後また激痛と戦いながらショーツを履かないといけないのかと思うと気が滅入る。
しかもこれからのおトイレはドアの外で看護婦さんは待機していない。
何かあればおトイレ内のナースコールで呼べるけど、やっぱり不安が大きかった。
おトイレに行くだけでこれだけの苦痛。
ベッドにやっと戻ったところで、ソッコーでグーグル先生に帝王切開後の事をアレコレ聞きまくった。
そういえば、これで痛み止めは効いてるってこと?とフト思い、痛み止めが切れた時の痛さは気絶だな。と本気で思った。
歯を磨く。
顔を洗う。
これだけの事をするだけで体力はほぼ0だった。
今日も寝つきが良さそうと思いながら消灯時間になった。
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